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2014年5月22日

akira's view 入山映ブログ 本音

 ブログを始めて一ヶ月になる。公開のコメントは低調だが、私信の形でもいろいろ指摘していただくのは有り難いし、励みになる。中で辛辣なのは、「おまえが偉そうなことを言えるのは国際ネタだけだと思っていたのに、国内ネタが多いのはどうしたことか」というものだ。

 別に国粋主義者でもなんでもないが、国際問題や国際情勢について考えるときいつも座標軸の中心にあるのは日本のことであり、それこそ「このくにのかたち」だ。その意味で、かつて日本に熱いまなざしを送ってくれたアジアの友人たちがさすがにうんざりしたり、アメリカあたりで Japan bashing からpassing、昨今では nothingだと言われたりすると、さすがに口惜しくて、なぜだ、どうしたらよい、というところにいつも回帰する。

 お読み頂いている皆さんにはお解り頂けると思うのだが、昨日は良かった、だから今日は昨日の通りが良い。今日は良かった。だから明日も今日の通りが良い、というメンタリティが官僚と政治家の間に深くはびこっていて、それが無用であるにもかかわらず残存強化される過度の規制と保護、格差是正に名を借りたケインズまがいのバラマキ、すきあらば縄張りを維持・拡張しようとする霞ヶ関の行動の原因であり、これをなんとかしない限り、絶対に日本は沈没する、と考えている。それが国内ネタに偏る理由の主たるものだと思う。

 とりあえず、この事態打破のためには官邸主導型の政策運営しかない。それが出来る人を官邸に送るしかない、というのがやや危険性をともなうものの、唯一の処方箋だと考える。我々の不幸は、小泉さんの後に、彼に代わるこのスタイルの政治を行える人を得ていないこと。(甘いと言われるかもしれないが、福田さんには一縷の希望は棄てていない)そしてさらに、それが現在の民主党にも望めないことだ。別に小沢さんに個人的な恨みもなければお会いしたこともないが、公表された限りの彼の政治スタイルと信条は、あまりにも一昔前の自民党のそれ生き写しだ。

 自民・民主を問わず、若い世代の政治家に期待をかけている。これからの政治家は日本標準だけではダメだ。世界標準で議論できる人々の台頭を祈っている。あけすけにいえば、これがホンネで、あきずに実例に則して繰り返して主張してゆきたい。支持していただければこんな嬉しいことはない。

2008年 01月 20日



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