2014年6月3日
akira's view 入山映ブログ 民主党にエール
驚いたなあ。輸入小麦はいまだに管理価格だったんだ。農水省が輸入小麦の全量を買い上げ、国産小麦への補助金等を上乗せして売り出すのだそうだ。国産小麦農家の補助は小沢さん流の戸別補償でも何でも、おやりになればよい。しかし、いまだに管理価格とはいかがなものか。その陰に利権だ、汚職だ、天下りの構図が透けて見えるようではありませんか。
国際価格が上昇した。だから日本の消費者も高い小麦を買う。それは我慢もしよう。(それだって、投機資金の現物市場流入に対して無策な現在、(株安(2)1月22日)打つ手が皆無だとも思われない。)しかし、市場と消費者の間にあの優秀な官僚が介入するとなると、話は変わってくる。
一体、どれほどの輸入物資にこうした管理価格が残存しているのだろうか。「高級」ウィスキーやブランディーが機内や空港の免税店で買うと嘘のように安かったのはそんな昔の話ではない。いまや市中のディスカウント・ストアの方が免税店よりうんと安い。
話は変わるが、民主党の「無駄遣い摘発国会」は、少なくとも道路特別会計に関しては抜群の効果を挙げている。このまま、税金の無駄遣いを摘発し続けていただきたし。その方が、検事ごっこや高尚な哲学理論よりはるかに訴えるものは大きいし、民主党の存在意義はいうに及ばず、日本のためになること、党首会談や大連立の比ではない。
2008年 02月 15日