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2016年1月27日

akira's view 入山映ブログ 選挙近し(3)

 この時期にこんなことを書くと、公職選挙法違反に問われたりするのかな。当方は気楽な人物月旦のつもりで書いているのだが、もしかして読者の中に詳しい方がいらして、抵触の疑いあり、ということでしたらご一報ください。直ちに削除します。

 無党派層のムード選挙ということになってくると、党首のイメージというのはかなり利いてくるのではないだろうか。民主党の場合は、菅さんよりも連舫さんのほうが強烈かもしれないが、彼女が東京で4割を取るにもせよ、民主党一般への波及効果、という点ではやはり党首なのでしょうね。
 菅さんは、前の訳の分からない「友愛」だ「いのちを大事にする」だに比べれば、よほど現実的指導者として訴えるものがある。しかし、先にも書いたように、大衆運動家、どうかすると煽動家というイメージが抜けないだけでなく、所詮は大衆運動にありがちなSINGLE ISSUE(単一争点)しか攻め口がない人なのかな、と思わせるのにつながってしまう。それが彼の持ち味であるにしても、一国の宰相、指導者としては少し気をつけるような振り付けをまわりでしてあげたほうがよいのではないだろうか。
 谷垣さんは、清潔なイメージで演説もなかなか聴かせるが、なにかいまいちパンチがきかない印象だ。なぜかな、と考えてみたのだが。政治的な修羅場を数多くくぐり抜けてきましたよ、という凄みのようなものがちらりとも見えない、というところにあるのだろうか。もっとも、それしか売りのない人に比べれば数段ましであることに間違いはないのだが。
 山口さんは歴代の公明党党首の中で、一般市民に対するアッピール力は抜きん出ているのではないか。この党の支持勢力に対する筆者の根強い不信と疑念さえなければ、この人のスタイルはぜひ他党党首も見習ってほしい、と推薦したいくらいのものだ。

 筆者はたびたび書いているように(そして批判をいただいたように)「みんなの党」にいささか肩入れしている。ただし、この党の東京都地方区の選挙公報は頂けない。すっかり投票する気をなくした。候補者は、自分が泡沫ではなく、一流のビジネスマンだ、ということを訴えたかったのだろうが、どこかの珈琲屋の株主総会の役員経歴書みたいなものだけで、政治的信条も、社会観も何もにない。蓮舫さんの広報がその点しっかりしているのと見比べると、みんなの党にはしっかりした選挙アドバイザーがいないのか。いてもワンマン経営者でいうことを聞かないのか。いづれにしても、潜在的支持者を逃げさせてしまうような公報もある、というのは初めての経験だった。

2010年 07月 04日



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