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2016年5月27日

akira's view 入山映ブログ 阪神タイガース

 いよいよプロ野球がキャンプインだ。久しぶりに虎キチのぼやきなどをものしてみたい。野球に興味ない方、タイガースなんぞ我関せず、という方は今回はスキップしてください。

 およそ年間に百数十試合(プレーオフだ、選手権だ。まで含めれば百五十くらいになるかもしれない)のうち、これだけは落としてはいけない、という試合が何試合かある。それも三連戦の緒戦、といった程度の話から、選手権の三勝三敗の後の最終戦に至るまで、程度の差こそあれ軽重様々だ。ここでは、この一戦に負ければ優勝のメがなくなる、とか、これを取れば優勝が決まる、といった重みの試合に限って言っているのだが、わが愛する阪神タイガースは、昨シーズン「これだけは落としてはいけない」という試合をことごとく、実に見事に悉く負けてくれた。胃に悪いこと夥しい。

 まあ、その負けっぷりも、杖とも柱とも頼むクローザーが見事に打ち砕かれて負けた、ということだから、これは仕方がない、ハードラック、ということで終わりにするのだが、そこは負けて悔しい花一匁。一イニングだけのクローザーを、複数回引っ張ったり、トーナメントではあるまいに、同点で登板させたり、監督の手腕が悪いからこうなるんだ、監督換えろ、という話になる。

 これほどの重量打線にあって、あんなにホームランの少ない四番打者を、いつまでものんべんだらりと四番に据えておく。そんな監督の采配もろくなもんじゃない、と話は進む。四番のくせにチャンスにへっぴり腰で外野フライを打つのがやっと。それで打点を稼いで一人前の顔をされたんでは叶わない。第一、あの下手なサードの守備は何だ。真正面(それだって時々トンネルする)以外は、派手に間に合わないジャンプをしてみせるだけじゃないか。と、こうなる。

 昔、新庄という外野手がいた。2割5分がやっとというおっちょこちょいの目立ちたがりだったが、守備、特に外野からの返球は天下一品だった。イチローのレーザービームという訳にはゆかないが、とにかく定位置の外野フライでは三塁ランナーが自重する、というのが当然だった。それが最近はどうだ。どうかするとへろへろ球で中継の内野手に届くのがやっと、というガイヤシュまで現れる。プロなんだから見せてくれなくては困ります。外野の本塁送球というのは、いわば晴れ場、見せ場の最たるものではないか。それが魁皇ではあるまいし、長続きだけが取り柄、という選手に外野を守らせるのはどんなもんだろう。

 とまあ。今年のシーズンが終わったら、目尻が下がっていると良いのだが。

2011年 02月 01日



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