2016年9月9日
現代文明と精神座談会(35) 出席者:尾崎一雄/荻野彰久/斎藤玉男/島崎敏樹/丸山薫
島崎 爬虫類というのは人類の敵ですね。とかげがそうでしょう。やもり、蛇、蛙もそうですが、ああいう種類の動物はどうもいやらしい。女の人はいやらしいと言って逃げるでしょう。男は攻撃するか、ふんづけるか。
尾崎 私は絶対攻撃です、逃げません。(笑)
島崎 蛇となかよくしようという人はいませんよ。本能的に嫌いますね。首に巻きつけてなかよくするのは別ですが、とにかく爬虫類は人類の敵ですね。ぼくが考えたのは、ああいう動物は陰性の動物なんです。太陽を嫌う。人間は日向むきの動物なんです。日蔭むきの動物と、日向むきの動物は相容れないでしょう。
丸山 もう一つあるんです。声を出さないでしょう。それが嫌いなんです。蛇と虎が格闘するところがあるでしょう。虎はワアワア言ってかみつくんです。蛇は黙って・・・・。
荻野 それはおもしろい考え方ですね。