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2017年1月19日

心のかよいあい(3) 堀 要

 その世界と自分との関連も、少なくとも三重にはなっているらしい。第一は、我即世界世界即我である。この位相に於いては、一人称だけがあって、二人称も三人称もない。第二は、我と世界が密着対立する。世界はすべて我に対立して目前にせまっている。世界のすべてが我に対して存立し、之に対抗しなければ我は存立できない。この位相に於いては二人称だけがあって、一人称も三人称もない。第三は、我は世界から疎外せられ、世界は我と無関係にそこにある。世界のすべてが、そこにあらざる存在である。この位相は三人称のみがあって、一人称も二人称もない。まるで、我は、宇宙空間になげ出された様な孤独な無気味さの中で、消滅、一切無の不安にさらされる不安体験のみが存在の最後のしるしである。一切有万能の胎内的我から、一切無無能の空間内の一点的我に至るまで、我と世界と離合集散する人間存在同志は、やはり心のかよい路をもってむすばれて存在しているのであろう。



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