共立荻野病院コラム詳細
TOP > 共立荻野病院コラム一覧 > 脊椎動物の進化(3) 徳力幹彦
  • 診療科目一覧
  • 内科
  • 胃腸科
  • リウマチ・膠原病科
  • アレルギー科
  • リハビリテーション科
  • 診療時間
  • 月〜金 午前9:00〜午後12:00
    午後3:00〜午後6:00
    土・日・祝日・年末年始・夏季
    (3日間)
  • 月〜土 午前9:00〜午後4:00
    日曜・年末年始・夏季(3日間)
  • 月〜金 午前9:00〜午後5:00
    土・日・祝日・年末年始・夏季
    (3日間)
  • 院内のご案内
  • 医師紹介
  • 共立荻野病院デイケアセンターフラミンゴ
  • 住宅型有料老人ホーム プメハナ

2017年5月31日

脊椎動物の進化(3) 徳力幹彦

 条鰭類の中で、肺が出来てから、再度海水に戻っていったグループがいます。このグループは、海水中では鰓だけで十分な酸素を取ることができるために、肺を鰾(浮き袋)に変えました。鰾があると、水中に停止していることが可能です。海水だけで進化した魚類(現存しているのはサメやエイの仲間です)は泳ぎを停止すると体重により沈下していきますから、寝るときには海底に腹惻をつけて寝なければなりません。これが、現在、鰾を持っている硬骨魚が、海水を支配するようになった理由の一つです。負け組が次世代の勝ち組になったのです。脊椎動物の以後の進化はこの繰り返しです。
 サメやエイは身体の間質液に海水の成分を含んでいますから、食べるとまずいのですが、現在の硬骨魚は淡水にいた時に間質液から海水成分を大部分除去してしまっているために、私たちはおいしく食べることができますね。



共立荻野病院コラム一覧へ戻る