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2017年7月10日

名古屋口の由来(4)―続々鴬系図― 板倉靹音

 それから数年たったある日、浅井小鳥店の前で俥をとめた人があった。店主の浅井氏は当時きっての鴬作りで、「パアゴラ」第六号の拙文「続鴬系図」にすでに登場しているので、ご存じの方もあろう。もと尾張藩の御殿医の出、若いころ長崎へ医学の勉強にいったこともある人で、大きな下駄屋をいとなんでいたが、鴬に凝って家を傾け、小鳥屋になった。名古屋市東新町、浅井小鳥店の当主はこの人の孫にあたる。
 さて、俥から降り立ったのは人品いやしからぬ七十才くらいの老人であった。てまえは門司の者、このたび天皇陛下に鴬を献上しようとしてご当地を通りかかったが、貴下はその道の名人ときき、てまえの鴬を一度きいていただきたいと思って参上した。「シナ忠」に宿をとっているから、明朝抂げておいで願いたい、という口上であった。



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