2017年11月7日
ポルト観光(24)第2章 なぜポルトを訪ねるのか §1 明るくスマートな地下鉄 影山喜一
地下鉄アンダンテ・カード
ポルトはポルトガル語であって、外国語表記ではオポルトとなる。英語はもちろんスペイン語でも、オポルトである。当たり前であるけれど、航空券をひっくり返すとオポルトと印刷されている。同じくリスボンはポルトガル語で、外国語表記だとリスボアとなる。日本人は、何事につけても気遣いを強調するけれど、地名や国名の呼称を巡って粗雑に振る舞う。いちばん耳障りでならないのは、ロスアンゼルスを“ロス”と連発する点である。そもそもLos は、天使たちAngels に付ける冠詞であるから、単独ではなにものをも意味しない。適当な例と言えるか否かは自信がないが、〇〇さんを“さん”略称とするようなものではないだろうか。海外で使うべき呼び方は、LAである。同様にアメリカも間違っている。USが正しい。イギリスは、UK。