2017年12月1日
ポルト観光(41)第3章 滞在初日 §1 昼食とホテル探し 影山喜一
イワシ料理 カルド・ベェルデ
期待しないからといって、どんな宿でも結構ではない。総合評価は駄目であっても、一部はプラスがあってほしい。私の評価基準は、静寂・温水・寝心地・値段の4つに尽きる。対して妻は、アットホームな雰囲気を強調し、スマホであれやこれや必死に探す。ツーリズモ・デ・アビタサオに近いゲストハウスみたいな宿を求めていたのであろうか。なんとか候補が見つかったらしく、右折してアルマーダ通りに入った。番地を一生懸命確かめるけれども、時々番号が欠けて当たりが来ない。やっと辿り着いたものの、満員を理由に断られる。落胆ぶりを可哀想に感じたのか、別の同業者に電話をしてくれた。しかし、かなりうろついたけれど、目指す宿は現れなかった。看板を出してないのはやむを得ないとしても、外観が普通の造りで当たりのつけようがない。