2017年12月4日
ポルト観光（42）第３章 滞在初日 §１ 昼食とホテル探し 影山喜一
イワシ料理 カルド・ベェルデ
もう少し粘りたがる妻を口説き落とし、『地球の歩き方』レベルに切り替える。‘０６～’０７版から候補を２つ選んだメモが頼りである。最初の２つ星グランデ・オテル・デ・パリスは、若女将と推測される女性の感じが悪く、案内する男性スタッフも好きになれない。×で始まって暗い気分になる。次の３つ星オテル・インテルナシオナルは、若女将までいかない見習いの若い女性の印象が良く、彼女の周囲をうろうろするオーナーの仕草も悪くない。部屋の状態は、甘く見て可もなし不可もなし。あの牢獄のようなアルベルゲを２週間泊まり歩いた身としては、独立した部屋で暖かなベッドに温水シャワー付きであれば文句はない。真っ昼間のため上下階と隣室の騒音を確かめようがないけれど、同室者のいびき・寝言・咳払い・足音と比べればＯＫである。
