2018年1月25日
ポルト観光(73)第5章 さらばポルト §1 ボリャオン市場と再びマジェスティック・カフェ 影山喜一
ポリャオン市場
ホテル前の小路を下り大通りに出る。右に曲がってリベルダーデ広場の手前で向こう側に渡る。銀行・保険会社・ホテルなどの間に小奇麗な店が数軒連なる。冷やかしに覗くがどう贔屓目に見てもパッとしない。やはりサンタ・カタリーナ通りの店々が一枚上手のようである。郵便局の横を右に曲がってどんどん行くと、買い物帰りと思しき男女が数多く行き来する。どうやら目指すポリャオン市場に辿り着いたらしい。1839年の開設とすると180年近い歴史のある公営市場である。まず花屋に所狭しと並べられた種類の多さが驚きを誘う。野菜もいっぱい台の上に並べられている。魚介類は、あまり豊富といいがたい。雑貨や衣料も、購買意欲をそそりはしない。ともあれ、御土産としてサッカーのポルトガル代表のシャツ(背中にロナウドと書いてある)を買った。