2018年1月31日
止まらない咳、軽い息切れが重病のサイン 医師も見逃してしまう「隠れぜんそく」が激増-09 佐野靖之 「隠れぜんそく」-02章 発売元 株式会社 幻冬舎より
忙しい現代人、実は30~40%が「隠れぜんそく」。
知らぬ間に重症化していることも
少しでも気になるところがあるのならば、はたしてそれが隠れぜんそくであるのか否か、次の項以降を参照し、自身の症状、あるいは気になる人の症状と照らし合わせてみてください。
そして、隠れぜんそくの疑いがあると感じたならぼ、すぐにでも医師の診断を仰ぐようにしてください。
また、自分がぜんそくだとわかっているのであるならば、隠れたままでぜんそくをやり過ごそうなどと考えず、ただちに治療に取り組むようにしてください。
何度も繰り返しますが、ぜんそくを患っても、適切な治療を受ければ必ずよくなることができるのです。治療をきちんと続ければ、一生、発作とは無縁の生活が送れるのです。ぜんそくで怖いのは発作です。発作と無縁の生活を送るためにはまず、自分がぜんそくであるという自覚を持たなくては始まりません。隠れたままでいるのではなく、積極的に立ち向かう姿勢を見せましょう。