2018年3月2日
ポルト観光(95)第6章 帰国へ §1 マドリッド⇒ヘルシンキ空港 影山喜一
ノキアの活躍も、耳にしてはいるものの、さほど興味はそそられない。どうも携帯電話の類をめぐる話題には、歳のせいか少なからず抵抗を覚えてしまう。もっとも、産業構造面における高度技術分野の高比重は、ノキアを筆頭とする関連企業の力があってこそである。日本の参考となる特徴を備える点は、看過すべきでない。いつかゆっくり訪れてみたいものである。今回の如く、トランジットで1時間45分ロビーをふらつくだけで、まったく目新しい情報・光景などに出会えるはずがない。ただし、小腹を癒すために回った数軒のファストフード店で、アフリカ系であろうか黒い女性の多さが印象に残った。元々、こちらで生まれ育った人たちか、または数年内に移り住んだのか。北欧諸国における移民・難民事情も調べたくなった。