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2018年3月6日

ポルト観光(97)第6章 帰国へ  §2 ヘルシンキ空港⇒セントレア⇒浜松 影山喜一

留守番中のナノ・リュック
留守番中のナノ・リュック

 もっと空いているかと考えていたが、当てが外れ往復とも座席は満杯である。日本人ばかりかと予想したけれど、こちらも外れて外国の乗客が多い。行きは訪日を終えて帰国の人たちであろうが、帰りは逆に観光や仕事で日本を訪問するのか。それにしてもフィンエアーは人気がある。乗り心地は、すこぶる快適といってよい。CA(客室乗務員)の応対も十分及第点を与えられる。固まった身体の節々を解そうと前屈みになった際に、フィンランドのCAが急いで駆け寄り介抱してくれた。なんでもない旨を伝え解放してもらったが、その後もさりげなく遠くから見守っていた。日本のCAは、もっときめ細かな応じ方で強く印象に残る。喉が渇いていたら飲み物をとか、軽い体操をしてみませんかとか、とこちらの先回りをして気遣いの声がかかる。



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