2018年3月7日
ポルト観光(98)第6章 帰国へ §2 ヘルシンキ空港⇒セントレア⇒浜松 影山喜一
留守番中のナノ・リュック
昔と180度違ってCAの待遇は、表面の華やかさと裏腹にあまり芳しくないと聞いている。採用後、しばらくは契約社員という扱いが続くらしい。年収も200万円ぐらい。海外勤務となれば憧れのパリ・ロンドン・ニューヨークに無料で行けるのが恩典とか。しかし、仕事で滞在するわけであるから自由行動がどの程度許されるのか、まして安月給となると女性雑誌の煽る豪遊も難しいのではないか、と局外者はつい穿った見方をしてしまう。国際線のベテランでは年収も500万円を越えると噂されるので、セレブとまで行かずとも経験含みで優雅に過ごせるかもしれない。それはともかくフィンエアーの場合、他社に勤務したCAが多いと情報通は語っている。修羅場を潜ってきた彼女たちであるが故に、気持ちのよいサービスを与えてくれると考えるべきか。