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2018年3月19日

止まらない咳、軽い息切れが重病のサイン 医師も見逃してしまう「隠れぜんそく」が激増-38 佐野靖之 「隠れぜんそく」-02章 発売元 株式会社 幻冬舎より

専門医でもぜんそくを正しく理解していないところがある

 ぜんそくの典型的な症状の一つである、ゼーゼー、ヒューヒューという喘鳴。ぜんそくというと、この「ゼーゼー、ヒューヒューと苦しそうにあえぐ姿」を想像する人は多いと思います。しかし私は、皆さんがこのイメージにとらわれすぎているのではないかと、多少の危機感を覚えています。というのは、患者側はもとより、一般の内科医、さらには呼吸器・アレルギーの専門医の中にまで、本当はぜんそくを患っているにもかかわらず、「ゼーゼー、ヒューヒューという音がしないからぜんそくではない」と誤解してしまうケースがあるからです。
 喘息の症状は実に様々で、典型的な症状がそろっていないぜんそく患者も台勢います。しかし、固定観念が邪魔をして正しい診断が下されない。そのようなケースはたくさんあるのです。中でもとくに見過ごされてしまうことが多いと感じているのは、「胸痛ぜんそく」です。



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