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2018年3月26日

止まらない咳、軽い息切れが重病のサイン 医師も見逃してしまう「隠れぜんそく」が激増-42 佐野靖之 「隠れぜんそく」-02章 発売元 株式会社 幻冬舎より

専門医でもぜんそくを正しく理解していないところがある

 そして、先にあげた症例以外にも、知っておいてもらいたいぜんそくの病気がいろいろとあります。
 ぜんそくの患者の中には、薬に誘発されて発作を起こす人もいるのですが、その中でとくに注意が必要となるのが、「アスピリンぜんそく」です。アスピリンぜんそくでは、その名にあるアスピリンはもちろん、イブプロフェン、インダシン、ブルフェン、ボルタレン、ロキソニンなど、非ステロイド系の解熱消炎鎮痛剤によっても発作が誘発されます。発作の前に鼻水や結膜充血が見られることもあり、服用から1時間以内に咳や呼吸困難などの発作が起こります。ときには呼吸困難を伴うほどの大発作となり、死亡してしまうこともあります。



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