共立荻野病院コラム詳細
TOP > 共立荻野病院コラム一覧 > 止まらない咳、軽い息切れが重病のサイン 医師も見逃してしまう「隠れぜんそく」が激増-42 佐野靖之 「隠れぜんそく」-02章 発売元 株式会社 幻冬舎より
  • 診療科目一覧
  • 内科
  • 胃腸科
  • リウマチ・膠原病科
  • アレルギー科
  • リハビリテーション科
診療時間
  • 外来診療時間

    休診日
    月〜金 午前9:00〜午後12:00
    午後3:00〜午後6:00
    土・日・祝日・年末年始・夏季
    (3日間)
  • デイケア利用時間

    定休日
    月〜土 午前9:00〜午後4:00
    日曜・年末年始
  • 院内のご案内
  • 医師紹介
  • 共立荻野病院デイケアセンターフラミンゴ
  • 住宅型有料老人ホーム プメハナ

2018年3月26日

止まらない咳、軽い息切れが重病のサイン 医師も見逃してしまう「隠れぜんそく」が激増-42 佐野靖之 「隠れぜんそく」-02章 発売元 株式会社 幻冬舎より

専門医でもぜんそくを正しく理解していないところがある

 そして、先にあげた症例以外にも、知っておいてもらいたいぜんそくの病気がいろいろとあります。
 ぜんそくの患者の中には、薬に誘発されて発作を起こす人もいるのですが、その中でとくに注意が必要となるのが、「アスピリンぜんそく」です。アスピリンぜんそくでは、その名にあるアスピリンはもちろん、イブプロフェン、インダシン、ブルフェン、ボルタレン、ロキソニンなど、非ステロイド系の解熱消炎鎮痛剤によっても発作が誘発されます。発作の前に鼻水や結膜充血が見られることもあり、服用から1時間以内に咳や呼吸困難などの発作が起こります。ときには呼吸困難を伴うほどの大発作となり、死亡してしまうこともあります。



共立荻野病院コラム一覧へ戻る