共立荻野病院コラム詳細
TOP > 共立荻野病院コラム一覧 > 止まらない咳、軽い息切れが重病のサイン 医師も見逃してしまう「隠れぜんそく」が激増-44 佐野靖之 「隠れぜんそく」-02章 発売元 株式会社 幻冬舎より
  • 診療科目一覧
  • 内科
  • 胃腸科
  • リウマチ・膠原病科
  • アレルギー科
  • リハビリテーション科
診療時間
  • 外来診療時間

    休診日
    月〜金 午前9:00〜午後12:00
    午後3:00〜午後6:00
    土・日・祝日・年末年始・夏季
    (3日間)
  • デイケア利用時間

    定休日
    月〜土 午前9:00〜午後4:00
    日曜・年末年始
  • 院内のご案内
  • 医師紹介
  • 共立荻野病院デイケアセンターフラミンゴ
  • 住宅型有料老人ホーム プメハナ

2018年3月28日

止まらない咳、軽い息切れが重病のサイン 医師も見逃してしまう「隠れぜんそく」が激増-44 佐野靖之 「隠れぜんそく」-02章 発売元 株式会社 幻冬舎より

専門医でもぜんそくを正しく理解していないところがある

 このほか、成人ぜんそくの女性特有の疾患に、月経前~月経中に発作が起こる「月経ぜんそく」があります。月経ぜんそくでは、月経が始まる2~3日前になると胸が重たく感じるようになり、発作が起きたり症状が悪化したりします。そして、月経が始まって2~3日すると症状が治まってくるというのが特徴です。治療や管理は普通のぜんそくと変わらないのですが、利尿剤(ラシックスなど)を処方してもらうと効果的です。女性のぜんそく患者の場合は、月経周期もきちんと把握しておき、心配な点があればすぐに医師に相談するようにしてください。
 また、ぜんそく患者に最近増えているといわれるものには、花粉によってぜんそくの発作が誘発され悪化する「花粉症ぜんそく」があります。花粉症ぜんそくの場合、花粉を寄せ付けないための予防・対策を取りましょう。花粉の飛散が始まるーヵ月ぐらい前から抗アレルギー薬などを服用して治療を行うとともに吸入ステロイド剤を併用すると、症状を抑えることができます。



共立荻野病院コラム一覧へ戻る