2018年4月12日
止まらない咳、軽い息切れが重病のサイン 医師も見逃してしまう「隠れぜんそく」が激増-55 佐野靖之 「隠れぜんそく」-02章 発売元 株式会社 幻冬舎より
●ぜんそくの診断に必要な検査の数々●
〈環境誘発テスト〉
ぜんそくの発作を引き起こす誘因として、化学物質や職業性の抗原やたばこの煙、排ガスなど特定の環境が疑われるときに行う検査です。その環境に入る前と入った後のスパイロメーターの1秒量とピークフロ-を測定して、比較検討します。
〈その他の検査〉
心電図検査、心エコー検査、胸部X線検査、胸部CT検査、気管支鏡検査、血液ガス検査、胃カメラ、末梢静脈血酸素分圧の測定、運動誘発テストなど。類似疾患との識別のほか、合併症を調べるときなどにも行います。