2018年4月20日
止まらない咳、軽い息切れが重病のサイン 医師も見逃してしまう「隠れぜんそく」が激増-61 佐野靖之 「隠れぜんそく」-02章 発売元 株式会社 幻冬舎より
重症度を見極めづらいのがぜんそく治療の恐ろしさ
真面目に治療を続けているのに発作の頻度がいつまでも減らない、あるいは増えるなど、ぜんそくの症状に改善が見られないときには、「違う病院にかかる」という選択肢もあることを思い出してください。通いやすさなど、いろいろと考えなくてはならない部分もあるとは思いますが、例えば、半年や1年に一度だけ専門医のいる病院で受診をして、普段は家や職場の近くの病院でフォローを受けるようにするなど、いろいろと調整できることもあります。ぜんそくの治療に疑問や不安を感じたときは、そうしたことも含め、セカンドオピニオンなどの検討をしてもいいと思います。