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2018年6月21日

専門医だけが知る、ぜんそくの治療法 カギを握るのはステロイド薬の「吸入法」-03 佐野靖之 「隠れぜんそく」-04章 発売元 株式会社 幻冬舎より

治療の根幹となるのは「吸入ステロイド」

 ぜんそく治療の根幹となるのは、ステロイド剤です。治療で使われるステロイド剤には吸入剤と内服薬がありますが、発作予防には吸入剤が効果的です。これは多くのステロイド剤と同様、副腎皮質ステロイド剤と呼ぼれるタイプの薬で、ステロイドの中でも最後に登場したもの。臨床面は大丈夫か? という心配の声もありますが、すでに20年以上にわたってぜんそく治療の第一線で使われている安全な薬です。
「ステロイド」と聞くと多くの人々が「副作用の強い怖い薬」「避けたい薬」と思うようですが、ぜんそくに用いるステロイド剤に関しては、そうした俗説は一切心配いりません。むしろ、副作用を怖がって吸入ステロイドを正しく使わないほうが、発作を起こす危険を誘発するといえます。詳しく考えてみましょう。



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