共立荻野病院コラム詳細
TOP > 共立荻野病院コラム一覧 > 専門医だけが知る、ぜんそくの治療法 カギを握るのはステロイド薬の「吸入法」-07 佐野靖之 「隠れぜんそく」-04章 発売元 株式会社 幻冬舎より
  • 診療科目一覧
  • 内科
  • 胃腸科
  • リウマチ・膠原病科
  • アレルギー科
  • リハビリテーション科
診療時間
  • 外来診療時間

    休診日
    月〜金 午前9:00〜午後12:00
    午後3:00〜午後6:00
    土・日・祝日・年末年始・夏季
    (3日間)
  • デイケア利用時間

    定休日
    月〜土 午前9:00〜午後4:00
    日曜・年末年始
  • 院内のご案内
  • 医師紹介
  • 共立荻野病院デイケアセンターフラミンゴ
  • 住宅型有料老人ホーム プメハナ

2018年6月27日

専門医だけが知る、ぜんそくの治療法 カギを握るのはステロイド薬の「吸入法」-07 佐野靖之 「隠れぜんそく」-04章 発売元 株式会社 幻冬舎より

治療の根幹となるのは「吸入ステロイド」

 つまり、吸入ステロイド剤を正しく使用していれば、ぜんそくは恐れるに足らずともいえますが、それでも「吸入し忘れる」患者がいることが残念でなりません。一昔前なら1日に何度か吸入をしなければいけませんでしたが、現在は薬の質が上がって、朝・晩に2回の吸入がスタンダードとなりました。さらに現在は、1日1回の吸入が使用されるようになり、アドヒアランスもよくなってきています。

 しかし、そうなっても、何度か発作で苦しい思いをしたベテラン患者は「1日2回」のベースを守るような気がします。なぜなら、彼らは激しい発作を経験し本当に苦しい思いをしているから。発作後、吸入をして、また、いい状態になって薬をサボッて、発作を起こす何度かの苦しみを経験してやっと吸入ステロイドのありがたみが身に染みているからです。



共立荻野病院コラム一覧へ戻る