2018年7月11日
専門医だけが知る、ぜんそくの治療法 カギを握るのはステロイド薬の「吸入法」-16 佐野靖之 「隠れぜんそく」-04章 発売元 株式会社 幻冬舎より
まずは自分に合った吸入器が選ばれることが大事
電動ネブライザー
置くタイプのものと携帯可能な小型タイプがあります。いずれも吸入口を口にくわえ、霧状になった薬剤を吸入します。自分の呼吸に合わせて吸入でき、薬剤も口の中で残りにくいのが最大の長所です。うまく吸入ができない人も電動ネブライザーなら問題なく吸入できることが多いはずです。したがって乳幼児や子ども、高齢者にはおすすめです。
ただし、吸入には時間がかかり、ほかの器具に比べて高価です。また、携帯に困難なものが多いのも短所です。
▼該当する薬/ベネトリン液、アレベール液、ビソルボン液、インタール液、パルミコート液など