2018年8月2日
専門医だけが知る、ぜんそくの治療法 カギを握るのはステロイド薬の「吸入法」-30 佐野靖之 「隠れぜんそく」-04章 発売元 株式会社 幻冬舎より
発作が起こったら症状を止める薬を上手に使う
■テオフィリン系薬(気管支拡張薬)
気道を広げて、その炎症を抑えます。あらかじめ医師から指示をされている場合に限り、発作時にβ2刺激薬と併せて服用します。経口薬が中心ですが、医療機関では点滴や吸入で使用します。テオフィリンの血中濃度が高くなると、吐き気、嘔吐、動悸、不整脈などの症状が出る場合があります。発作で医療機関の受診を受ける場合は、テオフィリン系薬をすでに使用している場合には、その名前と量と服用した時間を伝えましょう。
※主な薬/経口薬としてモノフィリン、ネオフィリン、テオロング、テオドール、ユニフィル。座薬としてアルビナなど