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2018年8月23日

専門医だけが知る、ぜんそくの治療法 カギを握るのはステロイド薬の「吸入法」-42 佐野靖之 「隠れぜんそく」-04章 発売元 株式会社 幻冬舎より

ぜんそく治療のもう1つの柱は、毎日の自己管理

 Column 症状緩和の補助に漢方治療が行われることも
 
 治療の補助的な役割として、漢方薬が用いられることもあります。発作時には効果が得られにくく、あくまでも補助的なものですから、通常薬やその予備薬を優先して、医師に相談した上で使用することが基本です。ぜんそくに効果のある漢方薬を紹介します。

●麻杏甘石湯(マキョウカンセキトウ)/
●五虎湯(ゴコトウ)
アレルギー体質ですが体力があり、発汗も多い場合に使用。ただし、軽い症状の場合。気管支を広げ咳を抑えます。

●小青竜湯(ショウセイリュウトウ)
体力は普通で症状は軽め。喘鳴や鼻水がある場合に使用。気管支を広げ、咳を抑えます。

●麦門冬湯(バクモントウトウ)
夜間に咳が多く、痰が切れない軽めの症状の場合に使用。咳を抑え、痰を減らします。

●補中益気湯(ホチュウエッキトウ)/
●小建中湯(ショウケンチュウトウ)
軽い症状で、体力がなく胃腸が弱い場合に使用。栄養状態を改善し、体力を増強します。

●柴朴湯(サイボグトウ)
非発作時に慢性的な咳などの症状が出ている場合に使用。アレルギーを抑え、炎症を鎮めます。



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