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2018年8月24日

室内環境の改善、ストレス発散…… 発作を防ぐ生活習慣-01 佐野靖之 「隠れぜんそく」-05章 発売元 株式会社 幻冬舎より

現代人のぜんそくで最も注意したいのは過労とストレス

 ぜんそくの治療で重要なのは、慢性的な気道のアレルギー炎症を鎮め、発作を起こさないようにすることです。そのためには薬を正しく服用することも大切ですが、普段の生活で発作の誘因となるものをできるだけ避けることも重要となります。
 ぜんそくの症状の悪化や発作を引き起こす原因となるものには、風邪やインフルエンザなどの感染症、ダニや花粉などのアレルゲンなどさまざまなものがありますが、中でも現代人がとくに気をつけたいのが、「過労」です。
 過労は、アレルゲンや風邪と同様にぜんそくの悪化や発作の大きな誘因であるだけでなく、それによって風邪を引きやすくなったり、アレルゲンに対して敏感になったり、心身のストレスにつながることがあります。過労で体の抵抗力が落ちているときにほかの悪化原因が加わると、より重大な発作へとつながる危険性も高まります。
 現代人の生活はとかく忙しく、仕事や家事、育児や親の介護、学校に部活、習い事など、大人から子どもまで、朝から晩まで時間に追われる多忙な日々を過ごしているという人が大勢います。そのような生活で慢性的に疲れをため込み、常に疲労感が消えない人も多いでしよう。
 ぜんそくの悪化を防ぐためには、十分な休養が不可欠です。日頃から無理をせず、疲れがたまらないうちに十分な睡眠や休息を取ることがとても重要です。



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