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2018年9月3日

未来の医療への回転扉(4)<AI診療は、未来の医者の競争相手か?> 後藤眞

 なんといっても近未来の医療は、ビッグデータをディープラーニングによって解析し、鍛えられたAI診療でしょう。最近、国立医薬基盤・健康・栄養研究所が、2022年までに、AIホスピタルを創設する予定に成っていますので、現実的なお話しです。
99%の医療は、AIによる自動診療で行われる、100円ショップ診療になるに違いありません。
 私の想像では、まずは、2020年の東京オリンピックまでには、現在の銀行のATMをイメージするような近所のAIクリニックに出向き受診診察検査する。それまでに、すべての個人情報(現病歴、既往歴、家族歴、生活歴、健康診断データや治療歴など)を入力された、個人史チップが、手背皮下に埋め込まれるはずです。こうしたチップの安全性と有効性は、アメリカで確かめられています。手背をAIクリニックの読み取り機にかざします。検査は、検査会社の検査機器と繋がった血液・尿検査AIがやってくれ、診断と注意事項とともに、併設されたAIファーマシーから処方薬が渡されます。手術が必要であれば、AIホスピタルへの紹介状が送られ、Da Vinci教授の再診察・診断後、手術が実施されます。



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