2018年9月27日
室内環境の改善、ストレス発散…… 発作を防ぐ生活習慣-23 佐野靖之 「隠れぜんそく」-05章 発売元 株式会社 幻冬舎より
食事、入浴、そしてセックス。日々の生活で気をつけたいこととは
十分かつ良質な睡眠が発作の予防につながる
忙しいとつい無理をしてしまいがちですが、その結果、重大な発作を起こしてしまっては元も子もありません。心と体をしっかりと休められるよう、意識して睡眠時間を確保するようにしてください。
心身の疲れを取るためには、睡眠時間の長さだけでなく、その質も重要な要素となります。とくに気持ちが疲れていたり、ストレスを抱えているときなどは神経が高ぶってうまく寝付けなかったり、眠りが浅くなることがあります。そうしたときにもスムーズに入眠できるよう、普段から寝室の環境づくりや就寝前の準備に気を配ることをおすすめします。
眠る直前まで明るすぎる照明に当たっていると体内時計のリズムが乱れます。就寝前に照明をやや暗くしておくとリラックスできるでしょう。テレビを観ていたり、音楽を聴いているならボリュームを下げ、少しずつ眠りに入る準備をしましょう。そのほか、アロマテラピーやストレッチ、マッサージなど睡眠の質を高める方法を試し、自分なりの快適な入眠プロセスを見つけてください。