2018年10月9日
室内環境の改善、ストレス発散…… 発作を防ぐ生活習慣-29 佐野靖之 「隠れぜんそく」-05章 発売元 株式会社 幻冬舎より
食事、入浴、そしてセックス。日々の生活で気をつけたいこととは
室内環境を見直して発作を予防する
さらにダニは、カーペットや布製のソファ、クッションや布団、家具の隙間などに住みつきやすく、人間や動物の抜け毛やフケ、カビなど、それ自体がアレルゲンとなるものがダニのエサにもなります。
ぜんそくの発作を起こさないようにするためには、室内からこうしたアレルゲンを排除することが有効です。住まいのあちこちを見直し、できるところを改善して室内環境を整えていきましょう。
また、部屋を閉め切っているとダニやほこり、カビなどのアレルゲンがいつまでも残ってしまいますので、部屋の空気は定期的に入れ替えてください。一番いい方法は、窓を開けて換気することです。
同様に、掃除もこまめに行ってください。掃除や調理をしているときも窓を開けたり、換気扇を回すなどして、いつでも新鮮な空気を保つようにすることも大切です。