共立荻野病院コラム詳細
TOP > 共立荻野病院コラム一覧 > 室内環境の改善、ストレス発散…… 発作を防ぐ生活習慣-30 佐野靖之 「隠れぜんそく」-05章 発売元 株式会社 幻冬舎より
  • 診療科目一覧
  • 内科
  • 胃腸科
  • リウマチ・膠原病科
  • アレルギー科
  • リハビリテーション科
  • 診療時間
  • 月〜金 午前9:00〜午後12:00
    午後3:00〜午後6:00
    土・日・祝日・年末年始・夏季
    (3日間)
  • 月〜土 午前9:00〜午後4:00
    日曜・年末年始
  • 月〜金 午前9:00〜午後5:00
    土・日・祝日・年末年始・夏季
    (3日間)
  • 院内のご案内
  • 医師紹介
  • 共立荻野病院デイケアセンターフラミンゴ
  • 住宅型有料老人ホーム プメハナ

2018年10月10日

室内環境の改善、ストレス発散…… 発作を防ぐ生活習慣-30 佐野靖之 「隠れぜんそく」-05章 発売元 株式会社 幻冬舎より

食事、入浴、そしてセックス。日々の生活で気をつけたいこととは

室内環境を見直して発作を予防する

 ところで、近頃はアレルゲン対策のできる空気清浄機なども出ていますが、過信は禁物です。空気清浄機のフィルターが汚れていてはせっかくの機能も役に立ちません。使用する場合は、フィルターの清掃や交換をこまめに行うようにしましょう。
 掃除機から出る空気がアレルゲンとなることもありますので、フィルターの手入れや紙パックなどの交換はまめに行ってください。ただし、まれにですが、掃除機内のゴミを捨てようとしたときにアレルゲンを思いきり吸い込んで重大な発作を起こすぜんそく患者がいますので、くれぐれも注意してください。また、掃除機は、吸い込んだ空気をきれいにしてから排出するタイプが出ていますので、そうしたタイプの使用を検討してみるのもいいでしょう。また、家具やインテリアのセレクトや置き場所を見直すことも効果的です。

 ぜんそくの発作は睡眠中に起こりやすいため、寝室を快適な環境に保つことも重要です。とくに布団や枕などの寝具はダニやほこりなどのアレルゲンをため込みやすいので気をつけてください。防ダニ加工のものを選ぶことや、こまめに洗濯をして清潔を保つことが大事です。また、ベッドやふとんの近くにぬいぐるみを飾っていたら、それらは片づけてください。ペットを飼っている場合、寝室はペットの入室を禁止してください。



共立荻野病院コラム一覧へ戻る