2018年10月19日
室内環境の改善、ストレス発散…… 発作を防ぐ生活習慣-37 佐野靖之 「隠れぜんそく」-05章 発売元 株式会社 幻冬舎より
食事、入浴、そしてセックス。日々の生活で気をつけたいこととは
ペットでぜんそくが悪化することもある
飼育を続ける際のポイントは、次の4点があげられます。
①屋外で飼う/ペットが入れる部屋に制限を設ける
マンションなどで屋外飼育ができない場合は、寝室には入れないなど、ペットが入れる場所を制限してください。
②シャンプーをして清潔に保つ
犬や猫の場合、毛やフケが飛び散らないようにこまめにシャンプーをするといいでしょう
③部屋の掃除をこまめ&念入りにする
毛やフケがたまるとダニの繁殖を促すので、こまめに掃除機をかけたり、拭き掃除を行ってください。ペットのケージやトイレ、小屋なども常に清潔を保つように心掛けましょう。
④ぜんそく患者以外の人を世話係のメインにする
家族で飼っている場合、ぜんそくにかかっていない人に世話を任せるといいでしょう。
ペット自体がアレルゲンでなくても、ペットの毛やフケなどがダニのエサとなってしまうため、原則として室内での飼育は避けたいものです。また、現時点ではペットがアレゲンでなくても、長く飼い続けているうちに体内で抗体が作られ、近い将来アレルゲンになってしまう可能性もあります。