2018年10月23日
室内環境の改善、ストレス発散…… 発作を防ぐ生活習慣-39 佐野靖之 「隠れぜんそく」-05章 発売元 株式会社 幻冬舎より
食事、入浴、そしてセックス。日々の生活で気をつけたいこととは
女性のぜんそく患者が気になる妊娠・出産
ぜんそくを患っていても妊娠・出産することは可能ですが、妊娠を希望する場合は、必ず医師に相談するようにしてください。というのも、妊娠がぜんそくに及ぼす影響は善くも悪くも複雑であるからです。
妊娠中は、女性ホルモンのエストロゲンの影響によって気道が収縮する可能性があります。その一方、気道を拡張させる作用や呼吸促進作用のあるプロゲステロンの分泌も増加します。ぜんそくの症状が悪化するかどうか一概には決め付けられず、症状に応じた治療を行っていくことになります。