2018年11月5日
室内環境の改善、ストレス発散…… 発作を防ぐ生活習慣-48 佐野靖之 「隠れぜんそく」-05章 発売元 株式会社 幻冬舎より
食事、入浴、そしてセックス。日々の生活で気をつけたいこととは
子どもの学校シーンで気をつけたいこと
また、食物アレルギーがある場合、学校によっては除去食を出してくれるところもありますが、ほとんどの場合はお弁当を持参することになります。この場合も、事前に学校側と保護者の間でよく話し合うことが必要です。さらに、子ども同士で勝手に食べ物を交換したりしないよう、子どもによく言い聞かせ、きちんと約束をしておくことも大切です。
子どもを心配する親の気持ちは計り知れないものですが、あまり神経質にならず、過保護になりすぎないことも肝心です。小児ぜんそくを患っていても、ぜんそくの発作がないときは健康な子どもとなんら変わりなく過ごせます。学校などに協力をお願いするときにも、その点を忘れないようにしてください。