2019年4月16日
未来の医療への回転扉(4) 後藤 眞
個別特性は、有り体にいえば、1%の差を考慮した解析で、医療分野では、オバマ政権が打ち上げた、precision medicine(個別化医療)です。しかし、99%向けの100円ショップ標準診療とは違って、ある程度高額になることは間違いないでしょう。しかし、質の高さにおいて、100円ショップ製品がそうであるように、すぐにでも、それほど大きな差が感じられなくなるかもしれません。そのため、健康保険料の著しい増額か、自由診療を混ぜた混合診療制のどちらか、ひょっとすると、すべてが自由診療制度になる可能性もあります。