2019年11月29日
語りかける(3) 佐藤東洋麿
それにしてもスペイン人のダリがよくこんなフランス語が書けたなあ。
だからずっとあとになってアンドレ・バザン『残酷の映画の源流』(新樹社)のときは、何年かかったか覚えていないほどである。
ただ、バザンが選んだ六つの映画のうち、ヒッチコックの「裏窓」や黒澤明の「羅生門」などは、私もよく観ていたので訳していて楽しかった。なるほど、批評家はこういう分析をするのか。読みが深いのか、深読みのしすぎなのか。
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2019年11月29日
それにしてもスペイン人のダリがよくこんなフランス語が書けたなあ。
だからずっとあとになってアンドレ・バザン『残酷の映画の源流』(新樹社)のときは、何年かかったか覚えていないほどである。
ただ、バザンが選んだ六つの映画のうち、ヒッチコックの「裏窓」や黒澤明の「羅生門」などは、私もよく観ていたので訳していて楽しかった。なるほど、批評家はこういう分析をするのか。読みが深いのか、深読みのしすぎなのか。